2006年 10月 14日
10/8 紅葉の涸沢へ・・・・しかし・・・・
(今日はほとんど文章です)
10月8日の0:10頃、上高地行きのバスの出る沢渡(さわんど)に向けて出発しました。
道路は順調で3:30には沢渡に到着。雨が少し降っていました。
駐車場に停めて早朝まで一眠りすることにしました。
・・・・・・・・
寝ていると車の窓をたたく人がいます。
「ここの駐車場は閉鎖しているので別の駐車場に移動してください。」
誰かが入り口を強行突破したために、閉鎖とわからず私たちと同じように停めた車が結構な台数ありました。
このとき5:00。駐車場が空いていないかも知れないという危機感を持ちつつ移動。
おじさんが上高地に一番近い茶嵐の駐車場が空いているというので行って見ましたが、駐車を待つ車の列が出来ていました。
すぐに満車の表示が。
あわててUターンし空いている駐車場を探しました。
沢渡岩見平の車庫から一台車が出て行き、空車の表示が点りました。
速攻入庫し、なんとか車庫を確保することが出来ました。
雨は一層はげしくなっていき今日の山歩きに不安がよぎります。
少し休憩し、6時過ぎにバスに乗り込み上高地に向かいました。




上高地も雨。インフォメーションセンターはレインウェアを着る人たちなどでごった返していました。
私もザックカバーとレインウェアを装着して朝食をとった後、歩き始めることにしました。
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少し体調が悪かったことと、初めて重い荷物を担いで歩くということで、少しずつ休憩しながら「明神」まで歩きます。
歩く途中、ある登山客が「涸沢は雪が降ったらしい。私たちは行くかどうか悩んでる。昨日は遭難者もでているし」と言ってました。遭難は涸沢でではなく奥穂の稜線ででしたので、私達は「涸沢までなので行って見ます」と話しました。
その登山客は涸沢より上に登る予定だったようで悩んでました。
(奥穂では1人の方が亡くなりました。合掌)
明神まで約1時間でいけるのですが、私達は1.5時間くらいかけました。明神館で休憩しココアを頂きました。
明神からその先の徳沢に向かいました。
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1.5時間くらいかけ徳沢園に到着。
ここは小説「氷壁」の舞台になった山小屋です。
軽く昼食をとり、荷物が重くなるにもかかわらずおもわず「氷壁」をお買い上げ。
(涸沢についたらテントの中で読もう)
槍ヶ岳方面と涸沢方面への分岐点である横谷へ徳沢から約1時間かけ移動。
雨が上がってきたので、コッヘルでお湯を沸かしコーヒーを飲みました。

横谷を13時頃出発し、涸沢に向かいます。
初めは左手に沢を見ながら進みますが、揺れる本谷橋を渡ります。ここまで1.5時間かかりました。
ここからが涸沢への本格的な登りに入ります。
今度は右手に沢を望みながら登ることになります。
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初めは順調だったのですが、荷物の重さで肩が悲鳴を上げます。
段々頻繁に休憩を取るようになりました。
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登山客にどんどん追い抜かれ、しばらくすると追い抜いていく人も少なくなっていきました。
暗くなる前に涸沢に到着できるのか少し不安になってきました。
暗くなってしまうとテント場の確保と設営が大変になります。
雨は止んでいましたが、気温は低く休憩するとすごく寒い。
もうすぐ涸沢という所で少し気力を取り戻し、あたりを見渡しました。
紅葉は進んでいるようです。小雪がチラチラ舞ってました。
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そんなこんなで横谷から5時間近くもかけて到着。
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あたりはかなり暗くなってました。
さあ、とっととテントを設営しなきゃ。
テント場は薄く雪が積もっていました。

先日購入したVAUDEのテントを設営し始めたのですが、手前に設営の予行をしなかったので勘で設営を始めました。
でも、イマイチ不明。テントには説明書が取り付けられているのでヘッドライトで説明書をてらして読むことに。
・・・・・・・・・・・
ドイツ語だっ・・・・orz・・・・・・

ドイツ語の横に書かれていた絵を見ながら何とか設営。
買っていった乾燥おかゆ等にガスで沸かしたお湯をいれ夕食を取りました。
とにかく寒いので持っていったすべてのものを着込み、寝袋に包まり就寝。(「氷壁」を読む気力は残ってませんでした。)
しばらくすると隣のテントの人の声が聞こえてきました。
「みんな写真撮ってるよ」
・・・・・ん?もう朝?朝日に赤く染まるモルゲンロートを撮ることも撮影の目的の一つであったので、テントを出ました。
んんんん?暗い。暗すぎる。
時間を確認すると「1:30」
起きたものはしょうがないので、トイレに行くことに。
「涸沢ヒュッテ」のトイレに向かうと三脚で星空と月明かりに照らされた山々を撮影している人が7人くらいいました。
空には満天の星が輝き、月明かりに照らされた山々がくっきりと映し出されてすばらしい景色でした。
三脚を持っていかなかったことがこれほど悔やまれたことはありません。
(でもいい加減重くてバテていたのに、三脚なんて担いでいったらどうなったことやら)
星は手が届きそうって言うのはオーバーですが、そうと思えるくらい近く感じました。

テントに戻り、朝のモルゲンロートに期待を抱きながらもう一度眠りに入りました。

明日は10/9の涸沢の写真をアップします。

PS.涸沢の紅葉は今週末がピークのようです。
先週涸沢に降った雪はすっかり溶けているようです。

涸沢カールはここ
buebue


by buebue | 2006-10-14 01:18 | 甲信越 | Trackback | Comments(12)
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Commented by Hyarbor at 2006-10-14 01:36
遅がけに"こーんばーんは"(^^)

>ドイツ語だっ・・・・orz・・・・・・
ここでモニターに食らいついていた僕は吹きました(笑
ごめんなさい。

三脚って重いですよね。
カーボン製のをいつも担いでいきますが、重い。

今のテントってカラフルなんですねー。
最後の写真は思わずググッと覗き込んでしまいました。
相変わらず綺麗な山のお写真。buebueさんって山の天使?

僕はと言えば来月上旬の平日に"K10D"もって"鳥取・大山"に紅葉撮りに行こうと思っていたら、
職場向かいの写真機店さんから・・・
「気落ちせんと聞いてや。"K10D"の販売開始日伸びてもうてん。昨日PENTAXのセールス言いに来とったわー」
気落ち全開・・・orz
良いさ、*ist DSにガンバッテもらうわいっ!
Commented by buebue at 2006-10-14 01:44
Hyarborさん。
おばんです。
うちのテントは緑色です。
もっとカラフルにすればよかったかなぁ。
翌日の写真は快晴で気持ちいい写真のはずです。
C-PLつけなくても十分青かったので思わずはずしてしまいました。

残念なのは紅葉は今が見頃ってことです。
私の見た紅葉はイマイチだったぁ。涸沢ヒュッテのホームページに載ってる今の紅葉は
ものすごく綺麗!
こればっかりは運ですからしょうがない!
http://www.karasawa-hyutte.co.jp/newpage16.htm
10/13の写真なんてため息ものです。あぁ、これで来年も登らなきゃって気になりました。

K10D発売遅れるんですか?
今日フォーラムで少し触ってきました。
防塵防滴は山登りに最適ですね。
大山期待してます。
見たら絶対登りたくなりそうです。
Commented by pentax_user_70111 at 2006-10-14 07:12
大変でしたね。でも,この景色最高ですね。
奥穂は本当に危ないんですよ。<っていうか行ってない
槍~穂高も怖かったなぁ
次回,楽しみにしておりま~す
Commented by tabo2006 at 2006-10-14 07:22
buebueさん,おはようございます。
記事を読ませていただきながら,「あぁ,buebueさんの後を追っかけて涸沢に行かなくて良かった。」と思ってしまいました。
雨の中の6時間以上のハードな登山は未経験で,私が強行していたら遭難したでしょう(≧∇≦)
私はその日,バイクで長野県佐久穂村白駒池に紅葉撮りに行っていました。
天気は強風&快晴で,まあまあの撮影日和でした。
ところで,K10D発売延期のバッドニュースは超ショックです_| ̄|○
*istDSをK100Dに買い換えて寂しさを紛らわそうかと思っています。
Commented by wisteria_apr at 2006-10-14 10:41
buebueさん、こんにちは。かなり本格的な山歩きでしたね。
知り合いに聞いたら荷物も30~40kgあるそうで。その体力(と気力)に脱帽です。

最後のカラフルなテント群の写真が、まるで紅葉みたいに見えます。
テントは一度自宅などで組んでおいた方が、良いですよ。私もかつてやっちゃいました。
慣れれば15分以内で組めるのに、1時間近くかかった記憶が・・・

続きを楽しみにしています。
Commented by nachopapa at 2006-10-14 12:13
凄い凄い! buebueさんの登山記 分かりやすくて適切な描写があって
面白く拝読致しました。本当に面白かったです。
buebueさんが本格的に登山を始めたのが、どういう経緯だったか?
ボク存じ上げないのですが…一体何処から始まったのでしょうか?

このお写真を拝見したり、コッヘルなんて言葉が出てくると…かなり
本格的だな~って思ってしまいます。

以前にも書きましたが、僕はテント野宿君なので(苦笑)、車でも単車でも
日本でもフランスでも、野宿してコッヘルで調理して旅行をしてしまうので、
コッヘルもテントも扱えるのですが、取り説を読みながらの設営…
ドキドキしました。

何事も無くて良かったです。僕の友人は強風にあおられてテントごと
飛ばされて…生死の境を彷徨った事があるので、テント張りには
とてもシビアです。

素敵な趣味をお持ちのbuebueさん くれぐれも(本当に)くれぐれも
気をつけてくださいまし。

Commented by buebue at 2006-10-14 18:32
pentax_user_70111さん。
槍、穂高いったことあるんですね。
私の体力ではまだまだです。でもいつかは行ってみたいです。
Commented by buebue at 2006-10-14 18:34
タボさん。
若い人からお年を召した人までたくさんの人が登ってましたよ。
山小屋とまりなら荷物も軽くすむのでいいかもしれませんよ。
あとでお邪魔しますね。
Commented by buebue at 2006-10-14 18:37
wisteria_aprさん。
知り合いの方はかなり荷物重いですね。
私は12kgくらいだと思います。
カメラが3.5kgくらいです。
手前で設営の練習をする予定でしたが、バタバタと忙しく出来ませんでした。
反省!
Commented by buebue at 2006-10-14 18:45
nachopapaさん。
ついた日の夜はものすごい風でした。
テントの中に2人と荷物があったのでかろうじて転がらなくて済んだってくらいだったと思います。
登山を始めた経緯ですが、最初は海や青空を撮る為に広角レンズを購入したんです。
そして美ヶ原に行って広角レンズを試してみたら空を撮影するのにはまりました。
空は山に行くととても青く綺麗です。
決定的になったのは千畳敷カールに行ったことです。
その日は木曽駒ケ岳までは行きませんでしたけど、今まで山登りする体力なんてないと思っていたのですが、
もしかしたら登れるかも。って気になりましたし、住んだ青空に映える山が気に入りました。
山登りが好きっていうより晴れた日の山の写真が撮りたいって言う方が正確ですね。
Commented by bemtham at 2006-10-15 03:22
なんかすごいところにテント立てるんですね・・・
かなり斜めのところとか寝れなそう。。。
そして荷物の重さと三脚を持っていくかどうかは難しいところですよね。。。
体力があれば問題ないんだろうけど・・・
Commented by bemtham at 2006-10-15 03:32
あ、後色々わかってきてリンクももらって行きます。


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